汗だくエジプト紀行 byたかばやし

エジプトには失礼だけど、初の発展途上国
半ば一人旅な状態はやっぱちょっと嫌だな〜と思っていたら、
16人の大所帯+15人越えたので添乗員付きという完全なツアーでした^^;


さてさて、とりあえずまとめ。


●1日目●
12:45関空集合。ここでいきなり、「飛行機の窓にヒビが見つかって、いつ出発できるか分からない状況」と言われる。
でも、このときはせいぜい5時間くらいの遅れだろうと思っていた。このときは。。。

待つこと5〜6時間。一番恐れていたことが起きる。
添乗員さんに「今日は、飛行機飛びません。とりあえず皆さんには難波のスイスホテルへ移動してもらいます」と言われる。
ちょっと泣きそうになる。

予備の窓が成田で見つかったらしく、翌朝10時くらいには出発できることになり、スイスホテルに宿泊(もちろん航空会社持ち)。

0時を過ぎたころ、「あ!こんなことなら途中からでも内定者飲み会行っとけばよかった〜!」と気づき愕然とする。ふて寝。


●2日目●
まさか難波で迎えると思っていなかった二日目の朝。
朝食をとって再び関空へ。
チェックイン後すぐ搭乗→離陸。やたらスムーズでちょっといい気分。

約12時間のフライトを経てカイロ空港着。
すぐに飛行機を乗り継いで国内線でルクソールへ。
ルクソール着。もう真夜中。
すぐバスでホテルへ移動。
ロビーでネットが使えたのでmixi書いて川へ行ってもの思いに耽ってから就寝。
結局移動で一日が終わってしまった。

●3日目●
いよいよ観光。
2日目にするはずだった観光を3日目と融合させるという荒業に出る。
そのために5時起床6時出発(笑)

〓王家の谷:ツタンカーメンの墓とか。朝日が信じられないくらい綺麗。
〓ハトシェプスト葬祭殿:変なおじさんに1ドル騙し取られる(笑)
メムノンの巨像
カルナック神殿:そろそろ日が昇って暑くなってくる
ルクソール神殿:摂氏50度弱の世界・・・
〜昼食〜
アスワンという都市へ移動。ナイル川の眺めが最高。
〓ホルス神殿:そろそろ集中力が切れてくる・・・
〓コムオンボ神殿:スペイン人がいっぱい

で、19時頃にやっと夕食。
夕食はナイル川の中州(?)にあるレストラン。船で渡ったんだけど、川から見る街が夕陽と相まってまた綺麗。街全体がテーマパークのような雰囲気。

ホテル着。クタクタなのに夜の市場へ繰り出す。
エジプト人は日本人を見るとやたらと「ヤマモトヤマ!」と言ってくる(笑)
スーパーを発見し、お土産のようなもの(?)を大量購入。
だんだんエジプト・ポンドの使い方が分かってくる。
エジプトは23時過ぎになってもまだまだこれからという感じ。みんないつ寝てるんだろう。

この日は2日分の観光したけど、どの遺跡もわりと満足に観れました。ガイドのオマルさん(28歳・男)に感謝。

●4日目●
朝食後、アブシンベルへ移動。
砂漠のなかの一本道をひたすら3時間突き進む。地平線というものを生まれて初めてまともに見たかもしれない。
同時に、こんなとこに放置されたら間違いなく死ぬな。とも思う。

アブシンベル到着。ダム建設にともないこのデッカイ神殿を切断して移動したというエピソードを聞いて驚く。
全然そんな風に見えないよ。

ホテル着。今日は楽だ。
ナセル湖という琵琶湖の8倍くらいある湖を眺めることのできるプールに飛び込む。こんな壮大な眺めをバックに水遊びは、もしかしたら一生ないかもしれない。
プールではしゃぎすぎて若干お腹を壊す。

夜、アブシンベル神殿の音と光のショーへ。
なんというか、まぁ、月が綺麗でした。

ホテルへ帰って0時頃までまたプールではしゃぐ。
完全にお腹を壊す。

下痢止めを飲んで就寝。

●5日目●
アブシンベル神殿へ日の出を見に行く。
日の出直前の空と湖の色の具合がヤバイ。生でこんな綺麗な風景を見れていることに感動。少し涙目になっていたような気がする。

朝食後、プールサイドで湖を眺めながら読書。セレブな気分になる。でも下痢なのは相変わらず。

再び砂漠を突っ切ってアスワンへ。
〓アスワンハイダム:超でかいダム。これが破壊されるとエジプトが破滅するのでイスラエル人に狙われているらしい。ダムのまわりには軍事基地がいっぱい。
〓切りかけのオベリスクローマ市内とかパリのコンコルド広場とかにもあるアレです。とんがってるやつです。
石切り場は太陽の照り返しがキツすぎる。
気温は50℃越え。50℃でも自分は生きられるんだと知る。

観光後アスワン駅で寝台列車に乗車。
50℃にやられたのか、客室に入ったとたん風邪のような症状に襲われる。
しばらくひとりでガタガタしていると、他のツアーメンバーがいろいろ助けてくれた。そのおかげでかなり回復。
ほんと感謝。

発車してしばらく経った頃、客室乗務員(?)のおっちゃん(ラビー・47歳)が、ベッドメイキングの仕事そっちのけでいきなり廊下で踊りだす。
みんな一緒に踊りだす。
お腹が出てることをやたら自慢してくる。
調子に乗ったラビーは食事とかを運ぶ台車に客をのっけて廊下を猛スピードで行ったり来たり。
5号車だけ爆笑の渦につつまれる。
そしてどさくさに紛れて僕と岸和田から来たおばちゃんが親子ということにされてしまう(笑)

ラビーが仕事に復帰(笑)した後は中3の子の数学の課題を大学生3人がかりで教える大会。
が、図形の証明問題にあえなく撃沈(笑)
考え疲れた後いろいろ話などをして就寝。寝台なのに熟睡。

●6日目●
朝カイロ着。
そのままバスでギザの3大ピラミッドへ。
ピラミッドは小高い丘の上にあることを知る。
平地にあると思い込んでた。

一通り外から眺めたあと2番目にでかいピラミッドに入場。
これがまたキツい。
狭い・臭い・暑い+スリがいるという4重苦。
こんな穴よく掘ったなぁと普通の感想を抱く。

スフィンクスの近くでコストパフォーマンスの良いお土産をいっぱい買う(笑)

ギザを出発後、
〓メンフィス野外博物館
〓赤のピラミッド:これも入場。狭くて急な階段が延々と続く。さすがに恐怖を覚える。
〓屈折ピラミッド
〓階段ピラミッド
を観光。
5000年近くも前にようこんなもん作るなぁ。

この日の夕食は中華!エジプトに来て初めて料理にがっつく(笑)

ホテル着後、近くに商店街とかがないので、ホテルの土産屋へ。
ここで大阪のおばちゃんの本場の値切りに通訳のような者として付き合う。
店の人が本気で泣きそうになっていた^^;
でも、かなーり安く買えて良かった。値切りの極意を学ぶ。

この日はアラビア語吹き替えの「アルマゲドン」を観ながら就寝。


●7日目●
朝から考古学博物館へ。
正直、見飽きた棺とかばっかりだったので微妙。。。
トイレにこもってお腹のピーゴロを完治させる。

午後からはハンハリーリ・バザールへ。
お土産屋がたくさん。
「Hey!Very handsome man!」なんて言われるとついつい歩を止めて店の人の話を聞いてしまう。あぁ。。。

お土産やに勤めるアフメッド(21歳・男)に「ヤマモトヤマ」の意味を聞かれる。「意味ないよ、ただ反対から言うと同じになるだけ」と言っとく。
でもよく考えたら漢字じゃないと反対から読んでも同じにならないんだこれ。
音だけだと「マヤトモマヤ」になっちゃう。


お土産にクレオパトラというタバコを1カートン買い、空港へ。
免税店で自分が飲む用のビールも購入。

そして離陸。さすがに名残惜しい。またいつか来たいものです。
空から見る夕陽も綺麗だった。

●8日目●
関空着。
帰宅後、ずーーーっと食べたかった鍋にがっつく。
満足満足。





★エジプトで思ったこと★
・ツアーメンバーのおばちゃんが、やたらと僕のTシャツを褒めてくれた。ありがとうございます。

・エジプトのTVで出てる女優さんとか歌手のお姉さんは、日本人が見てもそそります。

・エジプトにはエロ本を置いていない。

・エジプトは一つ一つの観光地がかなり離れているため、一人で行く場合はタクシー必須。

・エジプトの料理は味が薄い。

・エジプト料理に出てくる肉には脂身がほとんど無い。

エジプト人は適正価格の8割り増しくらいでぼったくろうとしてくる。

・エジプトにいると、「ナイルの恵み」ということが実感できる。





■総括?■
ツアーに一人参加は結構不安があったけど、他の参加者の人たちがほんとに良くしてくれて、寂しい思いをすることは一切ありませんでした。
今回はメンバーに恵まれたのかもしれないけれど、またこういうのに参加するのもいいなー。
そして、エジプトはもう一回行きたい!ゆったりとした日程で(笑)



ついつい、たくさん書いてしまった。。。
ここまで読んだあなたは偉いです。ありがとうございます。




では次は昨日すれ違いで帰ってしまったmkさんよろしくお願いします。